友人と「マーガレット・キャメロン展」を鑑賞


9月6日は、中学1年で出会ってからずっと交流のある友人と、二年ぶりに再会しました。
美術や音楽が大好きな二人なので、三菱一号館美術館を訪れてジュリア・マーガレット・キャメロン展を鑑賞。
ジュリア・マーガレット・キャメロンが娘夫婦からカメラを受け取ったのは48歳。そこから独学で写真を独学で撮ることになりました。
彼女の作品を見ていると、作品によってはルネッサンス時代の絵画をみているような気持ちになりました。ポートレートは、余分なものをそぎ落として引き算しながら撮影をしているように思えました。カラーではなくモノトーンの画像だからこそ、より活き活きと、そして美しさがひきだされているように感じました。自ら美術館に自分を売りこんだり、新しい手法を自ら考えだしたり、きっと1800年後半の時代を思うと批判されることもあったと思うけれど、どんどん前へと進んでいくその姿は力強くて格好良いと思いました。

そして写真のモデルの女性たちの美しさはギリシャの彫像を彷彿させるのでした。

じっくり鑑賞していたら2時間半近く時間が経ってしまいました。